【2022年】現在シンガポールに海外旅行で行ける国と条件!1月時点の入国情報まとめ!
今回は、コロナ禍の現時点で、シンガポールに旅行客として入国できる国と条件、そして2022年1月時点での入国情報をまとめて皆様にご紹介します。
情報元は全てシンガポール政府が発表している情報を参照しています。
参照:https://safetravel.ica.gov.sg/
現在のシンガポールの入国はどのような制限があるのか、そして日本からは入国できるのか、ポイントをまとめてご紹介しますので、ご覧ください。
それではどうぞ!
シンガポールに旅行客として入国できる国
現在、シンガポールにはVaccinated Travel Lane (Air) 、略称:VTL (Air)というものがあります。
マレーシアから陸路で入国するVTL(Land)も存在します。
※現在は停止中
マレーシアからコーズウェイとセカンドリンク(マレーシアとシンガポールを繋ぐ橋の名前)を経由してシンガポールに入国する場合の条件。
- シンガポールの居住者であり、シンガポール市民、シンガポール永住権保持者、シンガポール発行の有効な長期滞在パス(ワークパス、Sパス、学生パスなど)を所持している方。
- マレーシア国籍の方
VTL (Air)は、飛行機でシンガポールへ隔離措置なしで渡航できるようにするものです。
対象国は以下の通りです。
オーストラリア、ブルネイ・ダルサラーム国、カンボジア、カナダ、デンマーク、フィジー、フィンランド、フランス、ドイツ、インド、インドネシア、イタリア、マレーシア、モルディブ、オランダ、韓国、スペイン、スリランカ、スウェーデン、スイス、タイ、トルコ、英国、米国。
※カタール、サウジアラビア、アラブ首長国連邦は一旦停止
参照:https://safetravel.ica.gov.sg/vtl/requirements-and-process
<条件>
上記の国から出発する、ワクチン接種済みの旅行者(12歳未満の未接種の子供を同伴している場合も含む)。
隔離はシンガポール到着時に行うPCR検査の結果が出るまで必要です。通常24時間以内には連絡が来るので、最大24時間ホテルでの自主隔離が必要ということになります。
残念ながら2022年1月時点では日本はVTL(Air)の対象国ではありませんので、旅行客としてのシンガポール入国は認められておりません。
VTLとは別に、Air Travel Passというものも存在します。
- 香港
- マカオ
- 中国(大陸)
- 台湾
これらの国の人は、ATPをシンガポールに申請し、許可された場合、入国することができます。
隔離はVTL同様にシンガポール到着時に行うPCR検査の結果が出るまで必要です。陰性の結果が出次第、シンガポールを自由に観光することが可能です。
VTLとは異なり、ATPは片道だけです。
旅行者はより自由にシンガポールに入国できるようになりますが、シンガポールからの旅行者(帰国者も含む)はこれらの国への旅行時により規制の強い条件に直面する可能性があります。
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特殊な入国条件
Familial Ties Lane(親族関係のある人用)
- シンガポール永住権(In-Principle Approval)を持ってる方で、長期の入国手続きを必要とされる方
- ICA発行の長期滞在パスを持ってる方
- 肉親がシンガポール在住の市民権保持者/永住権保持者である渡航者
- 市民権保持者/永住権保持者の養子
- 市民権保持者/永住権保持者の婚約者
※ワクチン接種が完了している旅行者は、このレーンでの入国が優先されます。
Student’s Pass Holder Lane(学生ビザ保有者用)
- 学生パス(略称:STP)および、STP承認レター(STP-IPA)保持者
- STPおよびSTP-IPA保持者の同伴者または家族で、同じ日に渡航する資格のある者
※ワクチン接種が完了していることが前提
Work Pass Holder General Lane(労働ビザ保有者用)
- MOM(労働省)が発行した労働ビザ&帯同ビザ(ICAが発行した長期滞在パスを除く)およびIn-Principle Approvalをお持ちの方
- コンフィネントナニー(日本でいう産褥アマさん)
- ヘルパー(お手伝いさん)
※ワクチン接種が完了していることが前提
日本からのシンガポール入国
以前は「シンガポール・日本間相互通行グリーンレーン/ビジネストラック」というものがありました。
2020年9月18日に開始されたシンガポールと日本間のビジネスおよび公式旅行向けのレシプログリーンレーンは、2021年1月14日から停止されています。
さらに、「シンガポール・日本間のレジデンス・トラック」というのものもありました。
2020年9月30日に開始されたシンガポールと日本間のレジデンストラックは、2021年1月14日から停止されています。
日本からのシンガポール労働ビザ保有者は、現在もワークパスホルダーレーンを利用してシンガポールへの入国が可能です。
つまり、現在日本からシンガポールに入国できる人は「シンガポールの何かしらのビザ保有者のみ」ということになります。
残念ながら短期旅行目的での入国はまだ認められておりません。
言い換えると、シンガポールのビザを保有者は、日本旅行にいつでもいけますし、いつでもシンガポールに帰ってこれるということになります。
こちらは2021年11月に撮影した、シンガポールから日本行きの機内の様子です。
ご覧の通り、200人以上収容できる機内はガラガラで、搭乗客は合計30人以下でした。
現在、日本側も海外旅行客の受け入れを停止しているので、日本人がメインでした。
今後の展望
個人的には、シンガポールと日本間の隔離無しの海外旅行再開は、まだまだ先の話なると考えています。
シンガポールは既に多くの国からの隔離無しの受け入れをVTLという形で既に受け入れていますが、日本は一切の海外旅行客の受け入れを停止しています。
何かしらの制度の議論やルールの制定の動きが見られそうなのが3月で、本格的に制度の運用や適用が開始されるのが早くて、2022年の下期だと思います。
もちろん厳選された国からの旅行客(ワクチン2回接種済)のみの受け入れとなりますが、海外の情勢を鑑みても早くて今年の6月以降、遅くても2023年までには海外旅行客の受け入れを開始すると思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は2022年1月時点で、シンガポールに旅行客として入国できる国とその条件についてご紹介しました!
残念ながらまだ日本からの旅行客はシンガポールのビザ保有者のみ認められています。一般旅行客はまだシンガポールに入国することができません。
日本以外の国、例えば韓国などからはVTLを使って、シンガポールに隔離無しで入国して、観光をすることが可能なので、そのリストに早く日本も入って欲しいです。
入国情報は、どんどん状況に応じて更新されていくので、最終的な情報は現地のシンガポール政府のウェブサイトを確認してください。
もし留学関連で分からないことがあれば、現地で留学専門店を運営している私たちまで気軽にお問い合せください。
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