オーストラリア　アンザックデーパレードと国民の祝日の過ごし方

2023/04/28 オーストラリアブログ

オーストラリアアンザックデーパレードと国民の祝日の過ごし方

こんにちは。

オーストラリア、ブリスベン留学専門店AS Global Educartionです。

（↑↑サウスバンクの人気スポット）

今回も先週に引き続き、アンザックデーについてお伝えさせてください。

実は、さらっとパレードの写真を挟む程度に考えていたのです。が、実際にパレードを見ると、これはみなさまに、もっとしっかりお伝えしなくちゃ！と考えが変わりました。

過去の戦争を忘れず、平和を誓う日

ANZAC DAY アンザックデーについて詳しくは、前回のブログをご覧くださいね。

４月25日は、オーストラリアとニュージーランドでは国民の祝日です。早朝から行われるイベントもあるのですが、今回はその1つ、ブリスベンシティーでの

マーチ（パレード）

を見てきました。午前10時スタートなのですが、沿道にはすでにたくさんの人が集まっていました。小さなお子さん連れから、若者のグループ、家族、カップル、それぞれ。皆さん、手には小さなオーストラリア国旗を持っていました。

日本にも終戦記念日はありますが、それとはかなりイメージが違いました。正直なところ、ここまで日本国民みんなが終戦記念日に興味を持ち、参加しているでしょうか？

シティーのアデレードストリートでは、実際に戦争に参加した退役軍人やご遺族が本人のみ、または家族一緒に歩いたり、車に乗って、パレードに参加していました。

戦地で兵士を手当した看護師さんたちも。

沿道では、みんなが旗や手を振ったり、拍手で敬意を表していました。それは、私の想像以上に感慨深いものでありました。

大きな国旗を掲げて歩く軍人たち。

音がお届けできないのが残念、迫力あるバグパイプの音色。キルトスカートのグリーンが本当に鮮やかで綺麗！

私がパレードを見に行ったことを聞くとオーストラリア友人たちはとても喜んでくれました。そして、彼らがとてもアンザックデーを大切に思っていることを改めて知りました。

アンザックデーのイベントは、早朝の　Dawn Service(ドーンサービス）パレード、式典、夕方のSunset Serviceです。

オーストラリア国民の自由を守るため、ガリポリで多くの若者たちが、決してあってはならない紛争の中で命を犠牲にした。私たちは亡くなったた兵士と愛する人を失った家族に敬意を表したい。この想いを彼らは、親や学校の先生から伝えられ、また子どもたちに伝えているのでしょう。この時期にブリスベンにいらっしゃる方は、ぜひご覧になってほしいと思います。

さて、午後からは、ジムに行ったのですが、ここでもいつもと違う光景を目にしました。私が使うスレッドがある2階からスカッシュのコートが見られます。

激しめなスポーツなので普段は男性二人組が多いのですが、この日は、若者グループ、お父さんと子どもたち、ナイスミドルカップルと幅広い世代がスカッシュを楽しんでいました。

オーストラリアの人たちは、日常から体を動かすことに熱心です（意識高い系の人たち。もちろんそうでない人もいます。）

こちらのジムは、朝の5時から開いていますが、トレーナー曰く、朝早くが一番混み合っているようです。出社の前に体を動かし、シャワーをして出勤するパターン。次が夕方、早めに仕事を切り上げ、ジムで体動かし、帰宅するパターンです。

メディケアという健康保険のようなものはありますが、医療費も高いです。なりより、年を重ねても健康でいることが一番。日頃から適度な運動をすることが大切だという意識が根付いているのだなあと感じます。

★オーストラリア豆知識★

今日は、プラスティックのお話です。オーストラリアでは、ほとんどのプラスチックがリサイクルの対象です。特にサプリメントのプラスチック容器等を開封した際に出る細い輪っか、我が家では、これを必ずハサミで切ります。なぜなら、何かの拍子でこのプラスチックの輪っかが鳥のくちばしにはまってしまうことがあるからです。実際に私のパートナーは、幼い頃にそういう事に遭遇したそうです。友人と一緒に外してやったようですが、不運だと鳥たちは命を落としかねません。日頃から、動物たちに心を寄せる習慣は大切ですね。