シンガポールに来たら食べてもらいたいシンガポール料理7選！

2023/05/01 ブログ

シンガポールは、東南アジアの中でも多様性に富んだ食文化を持つ国の一つです。

地理的に位置するため、中国、マレーシア、インド、そしてイギリスの影響が深く、それぞれの文化から派生した料理がシンガポール料理のバリエーションに反映されています。

また、近年は観光地として人気が高まっており、世界中からの旅行者が訪れ、多様性と独自性を兼ね備えた料理を楽しんでいます。

今回は、日本人がシンガポールに行ったらぜひ食べてみてほしい、代表的なシンガポール料理を紹介します！

チリクラブ

シンガポールを代表する海鮮料理で、特にスパイシーなソースが特徴的です。甘いカニ肉にピリッとした辛味が加わり、一度食べるとやみつきになる美味しさです。

生のカニを熱い油で揚げ、シンガポール独自の辛いトマトソースやチリソースで味付けしたシーフードの一品です。

チリクラブは、辛味と酸味のバランスが絶妙で、カニの旨味もしっかりと味わえる料理です。

通常、指先でカニの身を剥がしながら食べるのが一般的で、手を汚すこともありますが、それがまたチリクラブの楽しみ方の一つでもあります。

＜チリクラブで有名なお店＞

Jumbo Seafood Restaurant
シンガポールを代表するシーフードレストランの一つで、チリクラブが人気のメニューです。独自の辛味のあるトマトソースで味付けされたチリクラブは、他のお店とは一味違った味わいが楽しめます。
No Signboard Seafood
チリクラブで有名な老舗シーフードレストランで、シンガポールにおけるチリクラブの発祥の地としても知られています。特に、豆板醤を使ったピリ辛のチリクラブがおすすめです。
Long Beach Seafood Restaurant
シンガポールで最も歴史あるシーフードレストランの一つで、チリクラブをはじめとする多くのシーフード料理が味わえます。オリジナルの辛みそソースで味付けされたチリクラブは、絶妙なバランスの辛味と旨味が楽しめます。

チキンライス

シンガポールのストリートフードとして有名な料理で、ふんわりとしたご飯と柔らかくジューシーな鶏肉が絶妙に合わさった料理です。様々なスタイルがあり、スープやサラダ、チリソースなどを添えたものもあります。

鶏肉は、豊富な香辛料と一緒に茹でられ、ご飯は同じ鍋で炊かれます。これに、オイスターソースや醤油、ニンニク、ショウガなどを使ったソースがかけられ、青菜やキュウリなどの野菜も添えられます。

シンガポールのチキンライスは、シンガポール国民食とも言われるほど、国民的な料理の一つであり、街中の屋台から高級レストランまで、さまざまな場所で提供されています！

また、近年では、世界的に有名なシンケンジャン・ソースを使ったシンガポールスタイルのチキンライスも登場し、新しい味わいも楽しめます。

＜有名なお店＞

Tian Tian Hainanese Chicken Rice
シンガポールで最も有名なチキンライス店の一つで、マイケル・ジャクソンさんやアンソニー・ブルデインさんといったセレブリティも訪れたことがあると言われています。鶏肉は柔らかくジューシーで、スープも絶品です。
Boon Tong Kee Chicken Rice
シンガポールで最も有名なチキンライスチェーン店の一つで、多くの国際的な賞を受賞しています。鶏肉は非常にジューシーで、皮はカリッとしています。
Hainanese Delicacy
オーチャード・ロード近くのフードコートにあるチキンライス店です。鶏肉は柔らかくジューシーで、スープも美味しいと評判です。
Wee Nam Kee Hainanese Chicken Rice
シンガポール中心部にあるチキンライス店で、美味しいチキンライスとともに、タンドリーチキンやローストポークなどの美味しい料理も提供しています。

ナシレマック

インドネシアから来た料理で、シンガポールでも人気があります。黄色いライスに、スパイシーなココナッツミルクカレー、揚げた鶏肉、揚げた卵、キュウリ、ピーナッツ、そしてスパイシーなソースがトッピングされたボウル料理です。

ナシレマックの特徴は、炊き上げたご飯にココナッツミルクを加え、やわらかく仕上げることで、香り高くコクのある味わいになる点です。

また、サンバルソースは唐辛子やエシャロット、ニンニク、レモングラス、タマリンドなどの材料を煮込んだもので、辛味と酸味があり、ナシレマックの味を引き立たせます。

＜有名なお店＞

Selera Rasa Nasi Lemak
シンガポールで最も有名なナシレマックのお店の一つで、数多くの賞を受賞しています。特に、サンバルソースが絶品で、濃厚なココナッツの香りが広がります。
The Coconut Club
ナシレマックの具材にこだわり、全ての材料を手作りしているお店です。ココナッツの味わいが豊かで、具材との相性も抜群です。
Ponggol Nasi Lemak
シンガポールでも有名なナシレマック店の一つで、朝から夜まで営業しています。鶏肉やフライドチキン、揚げたアンチョビなど、豊富な具材が人気です。
Changi Village Nasi Lemak
シンガポールの東部にあるナシレマック店で、シンガポールのローカルフードを提供しているフードコート内にあります。大量の具材と、濃厚で辛みのあるサンバルソースが自慢です。

ロティプラタ

インド由来の薄くて柔らかいパンで、様々なカレーと一緒に食べます。プラタ自体はあっさりしているので、濃厚なカレーとの相性が抜群です。

シンガポールでは、ロティプラタは一般的に、甘いコンデンスミルクやカレーソース、またはスパイシーなダルカレーなどの濃厚なカレーと一緒に提供されます！

ロティプラタは、その柔らかい食感と香りが特徴的で、シンガポールの多様な屋台やカフェ、レストランで提供されています。

＜有名なお店＞

Mr. and Mrs. Mohgan’s Super Crispy Roti Prata
シンガポールで最も有名なロティプラタ店の一つで、サクサクとした食感が自慢です。特に、バターロティプラタやエッグロティプラタが人気です。
The Roti Prata House
シンガポールで最も古くから営業しているロティプラタ店で、多くの人々から愛されています。焼きたてのロティプラタと濃厚なダルカレーの組み合わせが絶品です。
Springleaf Prata Place
シンガポール中心部のタウン内にあるロティプラタ店で、数多くのフレーバーを提供しています。ロティプラタにチーズやナッツ、チョコレートをトッピングすることもできます。

ミー・ゴレン

マレーシア由来の料理で、シンガポールでも愛されています。黄色い麺に、エビ、豚肉、卵、豆腐、そしてスパイシーなソースが合わさった料理です。

シンガポール版のミーゴレンは、独自のスパイスと調味料で味付けされ、シンガポール料理のスタイルに合わせて改良されています。

シンガポールのミーゴレンに使われる麺は、黄色い麺である「ミー」や、米粉でできた「ビーフン」が使われます。これらの麺は、熱湯で茹でてから冷水で洗い、麺がしっかりとした食感を持つように仕上げられます。

シンガポールのミーゴレンは、多くの場合、唐辛子やライム、またはフライドオニオンのようなトッピングで飾られます。また、卵を混ぜ込んだり、半熟卵を添えたりすることもあります。

＜有名なお店＞

Geylang Serai Market – Singapore Famous Food

シンガポールで最も有名な屋台の一つであるGeylang Serai MarketのSingapore Famous Foodは、ミーゴレンをはじめとする様々なシンガポール料理を提供しています。ここでは、新鮮な材料を使用した本格的なミーゴレンが味わえます。

Al-Azhar Eating Restaurant

アラブストリートにあるAl-Azhar Eating Restaurantは、24時間営業していることで知られています。ここでは、スパイシーで味わい深いミーゴレンを提供しています。

Kampong Glam Cafe

Kampong Glam Cafeは、アラブストリートにあるカフェで、ミーゴレンをはじめとするシンガポール料理を提供しています。ここでは、トマトソースを使用したミーゴレンが特に人気で、濃厚な味わいが特徴です。

ホッケンミー

シンガポールで代表的なノンヤ料理で、黒いスパゲッティ風の平打ち麺に、海老や豚肉、魚醤などを使った濃厚なスープが絡んだ料理です。唐辛子をたっぷり入れることが多く、スパイシーな味わいがクセになります。

また、シンガポールでは、ホッケンミーに特に相性の良いチリソースを添えて食べることが多いです。

このチリソースは、トマトやチリ、ショウガ、タマリンドジュース、そしてブラウンシュガーを混ぜたもので、ホッケンミーに加えることで、スパイシーで酸味のある味わいが楽しめます。

＜有名なお店＞

Nam Sing Hokkien Fried Mee 　
老舗のホッケンミー店で、おばあちゃんの手作りの秘伝のソースが絶品と評判。鉄板でじっくり炒められたホッケンミーは、海老や豚バラ肉が入っていてコクがあります。
Ah Hock Fried Hokkien Mee 　
オールド・エアポート・ロード・フード・センターにある、独自の調味料で味付けされたホッケンミーが人気のお店。豚肉、イカ、海老、カニ肉などが入っており、醤油の香りが食欲をそそります。
Tiong Bahru Yi Sheng Fried Hokkien Prawn Mee 　
トア・パヨ地区にある老舗のホッケンミー店。創業以来80年以上の歴史があり、豚肉やエビ、魚の旨みを引き出したソースが自慢です。

フィッシュヘッドカレー

シンガポールで人気のインド料理で、特に魚の頭を使ったカレーが有名です。

濃厚なココナッツミルクとスパイスの風味が広がり、ご飯と一緒に食べるととても満足感があります。

フィッシュヘッドカレーは、スパイスのきいたカレーに、魚の頭部分や野菜、トマト、ココナッツミルクなどを煮込んで作られます。スパイスの風味が豊かで、ほんのりと甘く、コクがあるのが特徴です。

また、シンガポールではチャップティ（インド風のパンケーキ）やライスと一緒に食べることが一般的です。

＜有名なお店＞

Curry Gardenn（カトン・ホーカーズ・センター内）
シンガポールで最も有名なフィッシュヘッドカレーのお店として知られています。新鮮な魚を使い、辛さや甘みなどのバランスが絶妙で、ココナッツミルクを使用しているため、濃厚な味わいが特徴です。
Samy’s Curry（ジョア・チュア・カン・コート内）
創業60年以上の歴史ある老舗のフィッシュヘッドカレー店で、カレーのスパイスのバランスが絶妙で、魚の頭部分の身がふっくらとしていて、とても美味しいです。
Zai Shun Curry Fish Head（パンテック市場内）
パンテック市場内にあるフィッシュヘッドカレー専門店で、新鮮な魚を使っているため、魚の旨味がたっぷりと感じられます。カレー自体はあっさりとしており、魚との相性が抜群です。