【低予算】シンガポールで最も安く住める場所5選!
シンガポールは、世界的に見ても物価が安いとは言えません。
世界情勢が不安定のなか、東京以上に不動産の値段が高騰しており、アジアでは最も物価の高い国の一つです。
しかし、シンガポールで最も安く住める場所はどこなのでしょうか?
一体どこに住めば、お金をかけずに生活できるのでしょうか?
ジョホール海峡に面した公園のある地域から、マリーナベイの喧騒から逃れられる静かな僻地まで、5つのエリアのリストは、低予算でシンガポール生活をおくりたい人にとって為になると思います。
それではどうぞ!
コンドミニアムの賃貸物件 VS HDB物件
シンガポールで最も安く住める場所を紹介する前に、一つ重要なことは、民間住宅(コンドミニアム)と公営住宅(HDB)の違いです。
厳しい予算で移住する場合、シンガポールで借りるならHDBの部屋が圧倒的に安い選択肢になりそうです。
HDBの物件は、国民や居住者に対して政府から多額の補助金が出されています。
HDBはシンガポールの文化の重要な一部であり、数え切れないほどの地元住民や移住者にとって都市生活をより手頃なものにしています。
多くのシンガポール人が人生のどこかの時点でHDBに住むことになり、これらの集合住宅は建物に住む数百から数千の住民のためのコミュニティスペースになることが多いのです。
HDB以外の賃貸住宅を好む人もいるでしょうが、ここではHDB住宅をベースにシンガポールで最も安く住める場所を紹介し、シンガポールに移住する非居住者向けに民間住宅のコストに関する情報を追加しています。
例えば、Choa Chu KangでHDB住宅が安ければ、コンドミニアムはそれほど安くはないものの、他の場所よりは安いと考えてよいでしょう。
一般的に、HDBの家賃はコンドミニアムの家賃より最大50%安くなることがあります。
Bukit Panjang
シンガポールの西部に位置するブキ・パンジャンは、シンガポールで最も物価の安い地区の一つです。
歴史的にインフラが限られていた小さなエリアですが、近年、2つのショッピングモールができ、新しい道路が次々と開通し、変化を始めています。
また、地元のビュッフェや西洋料理店、フードコート、さらにはウェットマーケットなど、グルメも盛り上がりつつあります。
ブキ・パンジャンは小さな街なので、徒歩でも比較的簡単に移動できます。
一番の魅力は、チェスナット自然公園が近くにあることです。この地域の東側には、ジャングルに覆われたハイキングコースがあり、この大都会の交通音から逃れるには絶好の場所です。
また、この保護区には大きな貯水池や、受賞歴のあるシンガポール動物園もあります。
- 2-ベッド HDB $2,800-3,000
- 2-ベッド コンドミニアム $3,000-3,500
- 1部屋借り(シェアハウス) HDB $500-1,200
- 1部屋借り(シェアハウス) コンドミニアム $1,000-2,000
Choa Chu Kang
Choa Chu Kang(CCKと表記されることもあります)も、シンガポールで最も安く住める場所のひとつに数えられてもよいでしょう。
大都市の中でも静かでゆったりとした場所にありながら、格安の賃貸住宅を提供することが可能です。
もしあなたが、静かな場所でじっとしているのが好きな人なら、CCKはあなたにぴったりかもしれません。
CCKは、家族連れや年配の方にも楽しんでいただけるような、自己完結型のエリアです。
ストリートサッカーコートがあり、その隣には総合体育館Choa Chu Kang Stadiumがあります。
18ホールのゴルフ場がある名門カントリークラブや、遊び場やスケートボード場があるChoa Chu Kang Park(チョア・チュウ・カン・パーク)も近くにあります。
- 2-ベッド HDB $3,000-3,500
- 2-ベッド コンドミニアム $3,000-4,000
- 1部屋借り(シェアハウス) HDB $800-1,200
- 1部屋借り(シェアハウス) コンドミニアム $1,000-2,500
Woodlands
ウッドランズはシンガポール最北端の地区で、シンガポール島とマレーシアを結ぶ土手道に面しています。
ここは外国人に人気のある住宅街で、英語を話す人や国際的なコミュニティーのメンバーに多く出会いたい人は覚えておくとよいでしょう。
特に、アメリカからの駐在員が多く、居住者、非居住者を問わず、多くの人が住んでいます。
ウッドランド・ウォーターフロントパークなどのスポットはジョホール海峡を眺めるのに最適で、優れた公園がいくつもあり、緑豊かで家族連れに優しい街となっています。
また、平日の夜や週末に立ち寄れるバーやレストラン、カフェにも事欠きません。ショッピングや基本的な娯楽にも簡単にアクセスできます。
全体として、ウッドランズはシンガポールの中でも成熟した地域であり、その手頃な価格も魅力の一つとなっています。
- 2-ベッド HDB $2,500-3,500
- 2-ベッド コンドミニアム $3,000-4,000
- 1部屋借り(シェアハウス) HDB $750-1,200
- 1部屋借り(シェアハウス) コンドミニアム $2,000-2,500
Punggol
ウッドランズと同様、プンゴルも若い家族に人気のスポットですが、シンガポール人と駐在員がより多く混在しているのが特徴です。
プンゴルは、シンガポールの北東部に位置する、かなり新しい住宅計画地です。
2世紀の間、プンゴルは未開発の観光地でしたが、近年、追加投資により人気と評判が高まっています。
実際、急速な開発により、この地区は非常に人気の高いエリアとなりつつあり、このリストでの順位は今後変わるかもしれません。
ウォーターフロントに位置するプンゴルは、植物も多く、絵になる魅力的な街です。コニーアイランドもプンゴルにあるので、ハイキング、バードウォッチングなど、自然の中でのんびり過ごすことができます。
また、子供向けの店や学校、学習センターも充実しており、多くの家族連れが訪れています。
ウォーターウェイ・ポイントは、この街の主要なショッピングモールですが、その他にも2つの小さなモールがあります。
プンゴルにはMRTが1本しかなく、CBDまでは車で50分ほどかかります。
- 2-ベッド HDB $2,500-3,500
- 2-ベッド コンドミニアム $3,000-4,000
- 1部屋借り(シェアハウス) HDB $750-1,500
- 1部屋借り(シェアハウス) コンドミニアム $2,000-2,500
Hougang
シンガポールの北東に位置するフーガンは、政治的な歴史と活気に満ちた、成熟した住宅街です。
この街には、文化的な場所や有名な壁画があり、緑豊かなオープンスペースもたくさんあります。
また、フーガンは優れた食文化でも知られています。フードコート、レストラン、食堂など、美味しい(そして手頃な)メニューがたくさんあります。予算内で生活したいグルメな方には、フーガンは最適な場所でしょう。
ショッピングとアメニティについては、いくつかの人気のモール(特に大型のHougang Mall)、スーパーマーケット、個人経営の小売店など、さまざまなショッピングの機会が混在しています。
フーガンは古くからある住宅地なので、評判の良い学校、ジム、公園などにも事欠きません。
- 2-ベッド HDB $2,000-3,500
- 2-ベッド コンドミニアム $3,000-4,000
- 1部屋借り(シェアハウス) HDB $800-1,500
- 1部屋借り(シェアハウス) コンドミニアム $1,000-1,500
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は低予算でシンガポールに住めるエリアを5つご紹介しました。
シンガポールは狭いので、家賃が常にコスト分岐の大きな要因になることでしょう。
シンガポールの中心部、特に中心街やマリーナベイ周辺に住まない限り、食費、交通費、娯楽費などは場所によって大きく変わるのでよく考える必要がありますね。
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